留学なしで英語を話せるようになる方法:私が実践した唯一の近道

英語Tips

「留学なしで英語って本当に話せるようになるの?」

正直に言うと、私もそう思っていました。英語を話している人を見るたびに「きっと帰国子女か、長期留学した人なんだろう」と、どこか別世界の話のように感じていた時期があります。

でも今なら断言できます。留学なしでも、英語は話せるようになります。

5年半の国際シェアハウス生活で実感した方法をお伝えします。

実は、あなたはゼロじゃない

まず大事なことをひとつお伝えします。

日本語の日常会話には、英語がたくさん混じっています。「サンドイッチ」はSandwich、「チーズ」はCheese、「デスク」はDesk。英語っぽく発音するだけで通じる言葉が、すでに日本語の中にたくさんあります。

それだけではありません。中学・高校で、私たちは英語の文法と単語を習っています。フランス語やドイツ語、ポルトガル語など、学校で一切触れたことのない言語と比べたとき、英語はまったくの「ゼロ」ではないんです。

むしろ「使う機会がなかっただけで、知識の下地はある」という状態だと思います。

完璧な文法は、後でいい

「文法が間違ったら恥ずかしい」という気持ち、すごくわかります。でも実際に使ってみてわかったのは、細かい文法のミスは、ほとんど問題にならないということです。

動詞を過去形にしなきゃ、「a」や「the」をつけなきゃ、「go」を「goes」にしなきゃ——そこまで気にしなくても、意図はだいたい伝わります。

「I like cooking.」と言えば、料理が好きなんだなと伝わります。「I want to go there.」と言えば、そこに行きたいとわかってもらえます。

もし相手に伝わらなくても、向こうから「あなたが言っているのはこれのこと?」と確認してくれることがほとんどです。それに「Yes! Yes!(そうそう!)」と答えれば十分です。

言語は意思疎通のためのツールです。伝わればそれが正解、という考え方に切り替えると、英語がぐっと使いやすくなります。

まず「2フレーズ」だけ覚えておく

シェアハウスに住む前、まだ英語がほとんど話せなかった頃に、一人でヨーロッパを約1か月間旅したことがあります。

準備をしているとき、偶然テレビで「I’d like to〜」というフレーズを知りました。色々な場面で使えそうだと思い、これだけは覚えていこうと決めました。

ホテルに着いたとき「I’d like to check in.」で問題なくチェックインできました。買い物のときは「I’d like to buy this.」、道に迷ったときは地図を見せながら「I’d like to go to this place.」。

途中で「何かを確認するフレーズも必要だ」と気づき、「Can I〜」も覚えました。美術館で写真を撮っていいか迷ったときは「Can I take a photo here?」、お会計でカードを使いたいときは「Can I use this card?」。

2つのフレーズに単語を入れ替えるだけで、1か月のヨーロッパ旅行をなんとか過ごせました。完璧な英語じゃなくても、目的は十分に達成できます。

シェアハウスで実際に使えるフレーズはこちらの記事もどうぞ。

自分の「単語帳」を1つ準備しておく

余裕が出てきたら、自分のことを話すための単語を事前に準備しておくと、会話がぐっとスムーズになります。

シェアハウスでは最初の交流でほぼ必ず自己紹介があります。「学生?社会人?」「どこから来たの?」「仕事は何をしているの?」という流れが多いです。

私は経理の仕事をしていましたが、「経理」を英語でなんと言うか知りませんでした。入居前にネットで調べると「Accounting」と出てきたので、それだけ覚えておきました。いざ自己紹介で仕事を聞かれたとき、「My job is Accounting.」とスムーズに答えられて、会話が弾みました。

趣味でも出身地でも同じです。自分のことを伝えるためのキーワードをいくつかメモしておくだけで、最初の会話のハードルが一気に下がります。

唯一の近道は「使う環境を作ること」

ここまでのコツをお伝えしましたが、英語力が実際に伸びていった一番の理由は、これに尽きると思っています。

毎日、英語を使う環境に身を置くこと。

私の場合は国際シェアハウスでした。家に帰れば外国人のルームメイトがいて、ダイニングに行けば自然と英語で話す状況になります。日本にいながら、日常生活の一部が擬似的な留学状態でした。

シェアハウスでなくても方法はあると思います。職場や学校に英語を話す人がいるなら積極的に話しかける。オンライン英会話で定期的な会話習慣を作る。何でもいいので「話す機会」を日常の中に作ることが、上達への一番の近道です。

英語は「知識」として頭に入れるだけでは伸びません。場数を踏むことで、少しずつ引き出しが増えていきます。

知らない単語は「言い換え」でいい

知らない英単語があったとしても、別の言い方で説明することはできます。

専門的な単語が出てこないとき、いろんな角度から「こういうものなんだよ」と説明しているうちに、相手が「あ、これのことか!」と気づいてくれることがよくあります。ボディランゲージやスマホで画像を見せることも立派なコミュニケーションです。

「伝わらなければ違う方法を試す」という姿勢があれば、知識の量に関わらず会話は続けられます。その「自分の力で伝わった」という小さな成功体験が積み重なって、少しずつ自信につながっていきます。

そしてもうひとつ。外国人の方に話しかける前は緊張するかもしれませんが、私の経験上ほとんどの場合みんなフレンドリーに話してくれます。シェアハウスでも、街なかでも同じです。たどたどしくても、思い切って話しかけてみてください。

外国人の友達の作り方が気になる方はこちらもどうぞ。

まとめ

ポイント内容
下地はすでにある外来語+中学英語でゼロではありません
文法は後でいい伝わればそれが正解です
まず2フレーズ「I’d like to〜」「Can I〜」だけで旅ができます
単語帳を1つ作る自己紹介用のキーワードを事前に準備しましょう
環境を作る毎日使う場所があることが唯一の近道です
言い換えで乗り切る知らない単語は別の表現でカバーできます

留学なしでも、英語は話せるようになります。必要なのは特別な才能ではなく、使う機会を自分で作ること。それが私の5年半から学んだ、唯一の近道です。

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