英語の教科書で習う表現と、実際に外国人と毎日生活する中で出てくる言葉は、ちょっと違います。
「How do you do?」より「What’s up?」のほうが、ずっとよく聞いた。
この記事は、5年半の国際シェアハウス生活で私が実際に使ったり、耳にしたりしたフレーズをまとめたものです。難しい文法はありません。でも、これを知っているだけで、外国人との会話がずっと自然になります。
① 挨拶・日常のやりとり
① Good! And you?
(調子いいよ!あなたは?)
「How are you?」と聞かれた時の返し方。これを知らなかったころ、私は毎回固まっていました。”And you?” と聞き返すことで会話が続きます。
② What’s up?
(最近どう?/ 何してるの?)
「How are you?」よりカジュアルな挨拶。廊下ですれ違った時に気軽に声をかける感じ。返し方は「Not much, you?」(別に変わりないよ、あなたは?)でOK。
③ How was your day?
(今日どうだった?)
キッチンで夕食を作りながら「Hey, how was your day?」と声をかける、そんな場面が毎日のようにありました。「It was so busy.」(めっちゃ忙しかった)「Not bad.」(まあまあ)「Same as usual.」(いつも通り)などで返して、「And you?」「How was yours?」と続けると自然な会話のキャッチボールになります。
④ Long time no see!
(久しぶり!)
しばらくスケジュールがすれ違っていた時に。旅行や帰省から戻ってきた人にもよく使います。
⑤ Take care!
(気をつけてね!/ またね!)
「Bye!」よりも温かみのある別れの言葉。仕事や旅行に出かける人を見送る時によく聞きました。
⑥ See you! / See you later!
(またね!/ またあとでね!)
「Take care!」と並んで日常的によく使う別れのあいさつ。こちらのほうが気軽な場面でも使いやすいです。
② キッチン・食事
キッチンは、シェアハウスで一番会話が生まれる場所でした。料理の匂いにつられて話しかけてしまったり、「一口もらっていい?」が新しい友情の始まりになったり。
⑦ What are you making? It smells so good!
(何作ってるの?すごくいい匂い!)
バングラデシュ出身のルームメイトがカレーを作っていた時、この言葉が自然に出てきました。これがきっかけで、何度もカレーを作ってもらう仲になりました。
⑧ Can I try some?
(少し食べてもいい?)
一口もらう時の定番フレーズ。恥ずかしがらずに聞いてみると、たいていは「Of course!」や「Sure!」と返ってきます。
⑨ It tastes so good!
(これ、めちゃくちゃおいしい!)
どの国の人にも通じる魔法の言葉。イタリア出身のルームメイトが作るミートソースを食べた時、これ以外の言葉が出てきませんでした。喜んでくれて、レシピを教えてもらいました。
⑩ You have to try this!
(これ、絶対食べてみて!)
自分が作った料理や、珍しい食べ物を勧める時に。定期的に開催していた納豆試食会でよく飛び交っていたフレーズです。
⑪ Do you want to share?
(一緒に食べない?)
誰かが料理している時や、お菓子を持っている時に声をかける一言。シェアハウスの文化そのものを表す言葉だと思っています。
⑫ What’s the secret ingredient?
(何が入ってるの?秘密の材料は?)
おいしかった料理のレシピを聞く時に。「secret ingredient」と聞くと、相手もちょっと得意げに教えてくれることが多い。
③ これだけ知っておけば!万能フレーズ
日常の会話で一番よく使うのは、難しいフレーズではありませんでした。一つ覚えれば後ろの単語を変えるだけで何通りにも使えるフレーズが、シェアハウス生活の中で一番頼りになりました。
⑬ I’d like to~ / I wanna~
(〜したい)
「何かをしたい」と伝える時の万能フレーズ。後ろに言いたいことをつけるだけで使えます。実はこれと次の「Can I~」の2つだけで、海外旅行の最低限の会話はほとんどカバーできます。
例:「I’d like to check in.」(チェックインしたい)「I’d like to buy this.」(これを買いたい)
⑭ Can I~?
(〜してもいいですか?)
相手に許可を求める時の定番。後ろの単語を変えるだけで何でも聞けます。
例:「Can I take a photo?」(写真撮っていいですか?)「Can I use a credit card?」(カードで払えますか?)
⑮ Do you mind~?
(〜してもいいですか?/ 気になりますか?)
「Can I~」より丁寧に相手を気遣いながら確認する言い方。ダイニングでイベントをする時、周りの人に「We’re going to have a little party here. Do you mind?」と声をかけたりしていました。
⑯ Maybe~ / Probably~
(〜かもしれない / 多分〜)
日本語の「〜だと思う。多分。」のニュアンスで使います。断言を避けながら自分の意見を伝えたい時に重宝しました。
⑰ If you are OK,~
(もしよければ〜)
相手を気遣いながら何かを提案したい時に。「もしよかったら一緒に〇〇しない?」という誘い方ができます。
⑱ I’m afraid~
(申し訳ないんだけど〜)
断る時や、残念なお知らせをする時に使います。「I’m afraid I can’t make it.」(申し訳ないけど参加できなくて)のように、謝りの気持ちを示しながら伝えられます。
⑲ Sorry?
(え、もう一度言ってもらえる?)
教科書では「Pardon?」と習うかもしれませんが、実際の会話では「Sorry?」を使う場面のほうがはるかに多かったです。聞き取れなかった時にとっさに言うだけで、「もう一回言ってほしい」という意味が伝わります。私はリスニングが得意ではなかったので、かなりお世話になりました。
⑳ Like~
(〜みたいな / 例えば〜)
何かに例えを出して説明したい時に使います。英語で説明しきれない時でも「Like this.」と言いながらジェスチャーをしたり、「Like 〇〇(人名や場所)」と言うだけで相手に伝わりやすくなります。
㉑ It depends on the person.
(人によるよ。)
仲良くなってくると、日本の文化や慣習について「これってどうなの?」と聞かれることが増えます。「人によるけど、私はこう考えてる」「日本では一般的に〇〇だけど、最終的には人によるかな」と答える時に使いました。
㉒ How to say~…
(なんて言うんだっけ、えーと〜)
言いたい英語がすぐ出てこない時の繋ぎ言葉。「How to say…」とつぶやきながら考えると、相手も「あ、言葉を探しているんだな」とわかってくれて待ってくれます。このフレーズは台湾の友人が使っていたのを見て、便利そうだと思い私も使い始めました。
④ 誘い・断り・お礼
㉓ I’m in!
(参加する!/ 行く!)
誘われた時に「行く!」と即答するフレーズ。酒蔵巡りや節分イベントの計画が持ち上がった時、よく飛び交っていました。シンプルで言いやすいのがいいです。
㉔ I’ll pass this time.
(今回はパスするね。)
断る時の柔らかい表現。「No」とだけ言うより角が立たず、「また次回は参加したい」というニュアンスも伝わります。
㉕ Maybe next time!
(またの機会に!)
断った後に続けると自然。「今回は無理だけど、次は行きたい」という気持ちが伝わります。
㉖ Anytime!
(いつでもどうぞ!/ どういたしまして!)
「Thank you」への返し方のひとつ。「You’re welcome」より気軽な雰囲気があります。
㉗ No problem!
(全然いいよ!/ どういたしまして!)
「ノープロブレム」は日本語としても馴染みがあるので口から出しやすいのが利点。「Anytime!」と同じ感覚でお礼への返しに使えます。
⑤ 気持ちを伝える・リアクション
㉘ No way! / Really?
(まさか!/ うそ!/ ほんとに?)
驚いた時の定番リアクション。私は「Really?」のほうをよく使っていました。正直なところ、使い慣れたフレーズのほうが咄嗟に出やすいと感じています。
㉙ That’s great! / That’s awesome!
(すごい!/ 最高!)
相手に感情のこもった反応を返したい時に。私は「That’s great!」をよく使っていました。言いやすくて馴染みのある言葉のほうが、感情もこもって伝わりやすいです。
㉚ I think so too. / I’m so sorry…
(私もそう思う。/ それは大変だったね。)
共感を示す時に使い分けます。相手の意見に同意する時は「I think so too.」、悩みや大変だったことを話してくれた時は「I’m so sorry…」で気持ちを寄り添わせます。
㉛ Me too! / Same here!
(私もそう!/ 同じく!)
相手の言葉に「自分も同じ」と返す表現。私は「Me too!」のほうが言いやすくてよく使っていました。
まとめ
これらのフレーズに共通しているのは「教科書には出てこないけど、毎日の生活の中で自然に使われている」ということです。
難しい単語も複雑な文法もありません。でも、知っているだけで会話のきっかけができて、距離が縮まって、一緒に笑えるようになる。
もうひとつ、5年半の生活で気づいたことがあります。使いやすいフレーズのほうが、咄嗟に口から出るということです。「正しい英語」より「使える英語」を選んでいいと思います。
まず3つだけ覚えて、明日使ってみてください。
シェアハウス生活での体験談はこちらの記事もどうぞ。
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英語が通じなかった最初の頃の気持ちや乗り越え方はこちら。
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